米沢の郷土料理レシピ集

ひょうの辛子和え

 [材料(4人分)]



  • ひょう 280g

  • [A]
    しょうゆ 小さじ2
    だし汁 大さじ1
    ねり辛子 小さじ1/2


[作り方]



  1. 沸騰したお湯に塩を入れ、きれいに洗ったひょうを茹で、冷水にとって、水気を切り、2~3cmに切る。

  2. [A]を合わせ、1を和える。


一口メモ

 ひょうは、「スベリヒユ」「つめひょう」「すべらんひょう」ともいわれ、夏の畑地の代表的な雑草である。つぼみをもつ前が美味しいので、米沢では土用の丑の日の早朝にひょうを摘む習慣がある。夏にはさっと茹でて、辛子浸しやくるみ合え等にするが、その一方、茹でて天日に広げ、短時間で乾燥させ、正月に「ひょっとしていいことがあるように」とか「無病息災」の語呂合わせの縁起ものとして食される。
 好みにより、にんにくしょうゆなどで食べても美味しい。