米沢発 山形おきたま伝統野菜 うこぎ博物館

うこぎの垣根保存への取り組み

「芳泉町うこぎ生け垣・町並み保存会」

 米沢市の芳泉町は、関ヶ原の合戦後、上杉家の米沢移封の際に松川(最上川)上流の洪水、氾濫防止ために、執政直江兼続が築いた堤防の防備にあたった下級武士が居住していたところです。現在でも洪水よけの石垣とうこぎの垣根が多く残っています。この文化遺産を後世に伝えるために、平成19年5月「芳泉町うこぎ生け垣・町並み保存会」が発足しました。

 主に石垣とうこぎ垣根の整備、別種のうこぎの生垣を元のうこぎ垣根に復元改修、庭木や萱屋根の保存の手伝いなどの活動をしています。

 また、うこぎ料理の伝承と研究にも力をいれ、年に1回うこぎ料理を味わうイベントなども開催しています。


【ヒバの垣根からうこぎの垣根に】

ヒバの垣根 作業風景01 作業風景02 保存会メンバー