普通のもやしとは違い軸が長いのが特徴です。冬期間だけ地元小野川温泉のお湯を利用して栽培されます。11月「室掘小屋(むろほりこや)といわれる作業場作りから始まります。木で骨組みし、周囲をカヤで囲んだだけの簡易小屋ですが、下に温泉が流れているため温室状態になります。四角形の箱型をした室に、15㎝ほど砂を敷きもやし豆を均一にまき、その上にコモやトバをかけ覆いをします。4日ほどでおいしい豆もやしが誕生します。シャキシャキした歯ざわりで、味噌汁や郷土料理「冷や汁」の材料として用いられています。
温泉の熱を利用した室で育ちます。
写真提供:レストラン・カフェ「ビストロ13区」